大丸鐵興の災害時の防災についてのコラム

みずがめ君からのおはなし~防災士について~

9月6日に発生した北海道胆振東部地震において被災された皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。皆さまの安全と、一日も早い復興を強く願っております。また、生活環境の変化を余儀なくされている方も多くいらっしゃると存じますが、どうぞ皆さまお身体ご自愛ください。

「防災士」という言葉を聞いたことはありますか?今回のコラムでは、地域での役割が期待される防災士をご紹介します。防災士とは、”自助”“共助”“協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、 そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人です。(日本防災士機構ホームページより)

防災士資格は民間資格のため、特定の権利を得たり、災害時の行動を義務付けられたりすることはありませんが、自発的な防災ボランティアとして活動されることを展望されています。例えば、平常時には備蓄や減災に向けた取り組みを率先して行うことや、周囲の人への呼びかけなどがあげられます。そして、災害時に防災士自身が被災したら、自分の身を守り、避難誘導や初期消火などの活動を率先して行ったり、自身が被災しなかった場合も被災地への支援として防災士自身の専門性を活かした活動や物資の運搬、さらにボランティア活動などを行ったりするなど、災害に関わる様々な場面でのリーダー的存在として期待が高まっています。

2018年8月末時点で約154,000人が防災士として登録されています。多くの地方公共団体が予算を計上し防災士の養成に制度を設けているところが増えてきています。防災士にご興味のあるかた、防災知識を身につけたいという方は、是非お近くの地方公共団体へお問い合わせください。

(認定特定非営利活動法人 日本防災士機構 http://bousaisi.jp/ )

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