大丸鐵興の災害時の防災についてのコラム

みずがめ君からのおはなし~井戸水について~

北日本を中心に大寒波の到来で、全国的に寒い日が続いています。暖冬といわれていた今季ですが、まだしばらく寒さに凍える日が続くようです。お体に気を付けてお過ごしください。

さて、今回のコラムは“井戸水”についてのおはなしです。みずがめ君のご紹介をする展示会などで、お客様にお話を伺ってみると「井戸水を利用している」というお話を聞くことがあります。コラムをご覧いただいている方の中にも、ご自宅で井戸水を利用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

古くから、井戸水は水温が一定で(夏は冷たく、冬は暖かい)、塩素等が含まれていないため独特な臭いが無く、上水道に比べて一ヶ月の水道代が安価である等のメリットもあり利用されています。そして、災害時には停電時でも手押しポンプ等を使うと、トイレなどの水回りですぐに利用できる水の確保にもなっています。このように、インフラの一つとなる井戸水ですが、気を付けなければならない点がいくつかあるようです。公益社団法人 日本地下水学会のホームページによると井戸水は水質検査を義務付けられていません。井戸を掘った当初に行った水質検査では問題が無かったとしても、現在の環境によっては水質に変化が生じている可能性も考えられるでしょう。ご家庭で井戸水を利用されていたら、長期間水質検査を行っていない場合は調査・確認をしてみてもいいかもしれません。厚生労働省では国民の健康を守る立場から、自家用井戸についても衛生対策として水質検査を自主的に受けることを勧めているそうです。いざという時に安心して使うことができるように、日頃のメンテナンスを見直すことも防災の一つとして心がけたいものです。(公社 日本地下水学会HP http://www.jagh.jp/jp/g/activities/torikichi/faq/70.html

みずがめ君は、水道水を一時的に確保できる貯水機能を持った給水システムです。井戸水とは違った役割を担うことができますので、今後「水の確保」をお考えの際はぜひご検討ください。(2019年2月14日)

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