大丸鐵興の災害時の防災についてのコラム

みずがめ君からのおはなし~東日本大震災から8年~

春めいた日差しが心地の良い日が増えてまいりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

2011年3月11日に発生した東日本大震災から8年の月日が経ちました。あらためて、被災された皆様にお見舞い申し上げます。大丸鐵興がある茨城県も太平洋沿岸の地域をはじめ甚大な被害があり、現在でも復興に向けた動きが各地で行われています。先日、茨城県庁を訪問した際に県民ホール展示スペース(庁舎2階)で東日本大震災記録資料を見ることができました。大洗町で撮影された写真には、津波が堤防を越えて町内まで押し寄せている様子が捉えられていました。混乱した様子や震災から得た教訓などが綴られており、震災の記憶を留め風化させずに後世に伝えていくことが必要であると感じました。日本列島は世界的にみても台風、大雨、大雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山の噴火など自然災害が発生しやすい国土であるため、防災は“当たり前の心構え”でいることが重要であると感じます。家族や職場であらゆる場面を想定して命を守る行動について話し合ったり、自宅や自家用車内にどのような備えをしたら良いのか考えたり機会を日常的に持つことが“当たり前の心構え”につながります。正解はないのかもしれませんが、繰り返し考えることで想像と現実のギャップを少しでも埋められるのではないでしょうか。まだ備えていない方も今から少しずつ準備していきませんか。

さて、「明日、地震がやってくる!」というコミックエッセイがあるのをご存知でしょうか?東日本大震災を千葉県浦安市で経験したマンガ家、世鳥アスカさんが自身の被災体験を描いた漫画です。発災直前から断水解除後までの30日間の体験をマンガ化したもので子どもから大人まで誰にでもやさしく読める作品です。チーム・トイレの自由 長谷川様よりご紹介頂きましたが、液状化現象による被害でどのような生活になるのかが伝わってきました。過去の震災に学ぶアンテナが敏感なこの時期に手に取ってみてはいかがでしょうか。

https://toilet.ne.jp/ashita-jishinga-yattekuru

(2019年3月12日)

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