大丸鐵興の災害時の防災についてのコラム

みずがめ君からのおはなし~備えと体験~

2019年5月1日、日本では約30年続いた平成が終わり、新元号「令和」に変わりました。皆さまはその瞬間、どのようにお過ごしでしたか?

みずがめ君のコラムとして平成を振り返ってみると、全国で大きな地震災害が発生したことは避けて通れません。平成5年 北海道南西沖地震、平成7年 阪神淡路大震災、平成16年 新潟県中越地震、平成23年 東日本大震災、平成28年 熊本地震、平成30年 北海道胆振東部地震、記憶に新しいものから当時の痛ましい映像を思い起こされるものもあります。平成の間に起ったこれらの震災や災害を教訓としながら、日本での防災や減災に対しての意識も大きく変化しています。人の集中するビルや建物、その他インフラ設備やライフラインも災害に対応できるようになってきました。戸建住宅は耐震設計や、ライフラインの停止にも対応できる電気、水、食料の備蓄することも一般化してきました。会社や公共施設等でも、災害に対する備えを実施しているところも増えています。また、都心では帰宅困難者に対応できるようになっている企業や自治体も多くなってきているようです。

最近では、防災施設やイベントなどで災害について体験を交えながら防災知識を身につけられる機会も増えています。特に地震体験ができる起震車があると、横揺れや縦揺れなど震度7程度までの揺れを体験できる場合もあります。防災イベントは各地で開催されていますので、身近なところから“災害時に起こりうることの体験”を通して知識を備えていきたいですね。

ご家庭で出来る体験として、災害備蓄品の使用をお勧めします。備蓄した食料品の調理方や食べ方など、一度使ってみるとわかることがあります。その他、ラジオ、ライト、充電器・・・など、備えとして持っていても実際に使ってみたことはありますか?これらの製品は、たくさんの種類が販売されており、それぞれ使い方や特徴が違います。一番肝心なのは簡易トイレです。知識として知っているだけではなく、体験しておくことを強くお勧めします。製品単体で使えるのか、または既存のトイレを利用して使用するものなのか、最大使用量や処理方法を確認することも重要です。一度使用することで、いざという時に慌てなくなるということだけでなく、製品の特長や手間を確認することも災害対策の一つといえます。新しい時代に変わった今、これからの備えとして体験してみるのはいかがでしょうか?

令和時代も「非常時給水タンクシステム みずがめ君」をよろしくお願いします(^^)(2019年5月11日)

 

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