大丸鐵興の災害時の防災についてのコラム

みずがめ君からのおはなし~防災の日~

全国的に不安定な天気と猛暑日が続いております。今年の夏は例年よりも遅い梅雨明けの後に、連日の猛暑日、台風、さらに豪雨・長雨がありました。北海道でも真夏日が続いたり、全国的に記録的な大雨が降ったりと予想できないことばかりです。さらに、西日本を中心に記録的な大雨が続いたため土砂災害や河川の氾濫・洪水、床上浸水など多数の被害が出ており、まだまだ予断を許さない状況が続いています。被害が出ている地域の方は、ご自身の安全を第一に考えて行動するようにしてください。被害が拡大しないことを祈るばかりです。

さて、9月1日は「防災の日」です。1923年9月1日に起きた関東大震災、この震災の経験を活かし災害に対する備えを行おうと1960年に制定されました。日本は地形や地質などから、地震や台風、津波、豪雨などの災害が発生しやすい国で、これまでもさまざまな災害にみまわれることが多く、自然災害による被害を少なくするために「防災の日」が設けられました。ぜひ、防災の日に合わせてご家庭の防災対策を見直しましょう。防災マップ、ハザードマップ、避難場所、避難経路の確認、などは自治体によって更新されていることもありますので確認してみてください。近年では、全国的に大雨による河川の氾濫や道路の冠水が発生し、避難中に車が使えなくなり被害を受けることも少なくないようです。確認の意味も含めて、近所の避難場所まで歩いて行ってみると、普段はなにげなく通っている道も新たな発見があるかもしれません。また、備蓄品の確認をすることも大切です。特に食料・飲料品は賞味期限を忘れずに確認しましょう。買い替えが必要な場合は、新しい備蓄品なども検討してみるのもよいでしょう。そして、災害の種類によって、必要なものが違う場合もあります。地震・豪雨(水害)、さらにコロナウイルスなど、備えておきたい場面を考えて、それぞれに適した用意をしておくと安心です。

新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るっている今、災害対策は後回しにしている方も多いかもしれません。しかし、いつ襲ってくるか分からない災害のために万全の備えをしておけば、いざというときに慌てず対応できます。東日本大震災から10年がたち、そのあとも大規模な災害が後を絶ちません。“進化しつづける災害対策”を「防災の日」をきっかけに見直す機会にしたいものです。(2021/8/20)

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