大丸鐵興の災害時の防災についてのコラム

みずがめ君からのおはなし~防災グッズを見直そう!~

2022年が始まったと思っていたらもう2か月経過します。時が過ぎるのは早いなぁ、と感じつつ3月には東日本大震災から11年になります。皆さまはこの時間をどのように過ごされてきましたか?

東日本大震災以降は人々の防災意識も変わり、身近なところでも公共施設やインフラ設備も防災に向けて耐震化を行うなど、災害に対する自治体の取り組みを目にすることが多くなりました。そして、社会やインフラが防災・減災に関わる整備を進めている中、私たちが購入できる商品も様変わりしてきました。

ご自宅の水の備蓄として、ペットボトルをまとめて買い置きしているご家庭も多くなりました。「震災をきっかけに備蓄をするようになった」というご家庭では、備蓄用の水は何度か入れ替えをしていますか?震災から11年が経過するので、賞味期限を確認してみてくださいね。

最近では水を浄化する浄水機能を持った製品も多くなり、ネット通販でも購入できるようになりました。このような製品は、内部に中空糸膜や活性炭・不織布などのフィルターがあり異物や有害菌などを除去して水を浄化します。製品によって差がありますが、風呂水やプールの水、貯水槽の水などの普段は飲み水として利用できない水から安全な飲用水を作ることができます。また、賞味期限が切れてしまったペットボトルの水や“災害時に給水車で水をもらったけれど何日も経ってしまった”という時も浄化して飲めるようになります。サイズも様々で、携帯型浄水器にはペットボトルや専用容器に取り付けて使用するものや、ポリタンク型浄水器では10~20ℓ程度の容量があります。どちらのタイプも繰り返し使用できるものが多いようです。浄水器を使用するときは、必ず浄水可能な水量や水質の確認をして、適切に使用することが重要です。

浄水器に関わらず数多くの防災・減災グッズが販売されているので、水の備蓄のほかにも気になりますよね。災害にあったときに、本当に必要なものの見極めが必要だと思います。何が必要で、何が必要でないか、準備してある製品は正常に使用できるのか、様々に飛び交う情報の取捨選択・・・など多岐にわたります。

防災用品も日々進化しているのでこの機会に見直してみることをお勧めします。忘れてしまいがちですが、一年に一回は災害に対する色々なことを思い出すように心がけたいものです。水の備蓄にはみずがめ君のご検討もよろしくお願いします!(2022/2/24)

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